〇 腹部超音波検査 おなかには、胃腸のほかに肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などがあります。これら臓器の観察には超音波検査が適しています。肝臓がんや胃や大腸からの転移性肝がんの発見にもつながります。以下の症状の方はご相談ください。 □ 検診で肝機能異常を指摘された方 □ 背中や右わき腹が痛い方 □ アルコールをよく飲まれる方 □ ウイルス性肝炎(B型、C型)で治療歴のある方 □ 脂肪肝(NASHを含む)を指摘されている方 □ 胃や大腸などのがん治療を受けた方 □ 胆石のある方 □ 血尿、尿鮮血を指摘された方 |
〇 頸部超音波検査 首の動脈に超音波をあてて、動脈硬化や狭窄、プラークがないかを確認します。この検査は全身の動脈硬化の評価指標に用いられており、脳卒中や虚血性心疾患などの血管障害のリスクを推測することができます。 また、首の根元付近には甲状腺があります。甲状腺はホルモンを産生する臓器ですが、時に炎症を起こしたり腫瘍ができることがあります。甲状腺は皮下の浅いところにありますので、超音波検査で簡便に診断可能です。 |